Kalico Coffee|| カリココーヒー
バイヤー小林がコロンビアで買い付けたコーヒー生豆を、焙煎してお届けいたします。
※生豆200gを焙煎します。
※実際にお手元に届く量は焙煎具合により180g前後となります。
※基本的に週末焙煎、週明け月曜日(祝日の場合はそれ以降)発送です。
生産国: ブルンジ
エリア: キルンド
標高 : 1,650 ~ 1,750m
製法 : ウォッシュド
品種 : レッドブルボン
テイスティングノート:フルーティーなシトラス系の酸味
アンジェル・シザ、女性の自立の為に
▲創立者、アンジェル・シザ
パワフルなエネルギーと大きな愛で周りを動かしていく人がいますよね。アンジェルもその一人。
ブルンジのビジネスウーマン、アンジェル・シザがコーヒービジネスに関わり始めたのは1996年のこと。
コーヒービジネスのノウハウや経験を蓄積した後、アンジェルは2012年、友人のコンソラータと会社を立ち上げます。アンジェルとコンソラータが会社を立ち上げた目的は、ブルンジの人々、特に女性たちの生活向上の為でした。
コーヒービジネスを安定させる為に、アンジェルが徹底したのがスタッフ教育。生産から採種、そして精製にいたるまでの細やかな管理がコーヒーの品質を向上させ、価格を押し上げることを共に経験し、共有することでKarico Coffeeを成長させて行ったのです。
スタッフだけではなく、スタッフの子供たちの教育機会を支援する奨学金を整備するなど、社会貢献活動にも熱心だったビッグママ・アンジェルは、2022年、惜しまれながらこの世を去りましたが、ブルンジのみならず、アフリカにおけるコーヒービジネスの女性リーダーとして偉大な功績を残したアンジェロの意志は息子の一人であるアレクサンドルに引き継がれ、ブルンジのスペシャルティコーヒーとしての品質向上を図りながらいまも躍進を続けています。
ブルボン種のこと
●1715年、マダガスカル島東方に位置するレユニオン島(かつて、ブルボン島と呼ばれていた)で、アラビカ種から変異して生まれた品種。
ブルーティーで柔らかな酸味
レッドブルボンよりも甘味が強く出る
レッドブルボンとイエローブルボンの自然交配種といわれている希少品種。優しいピンク色の実をつける。ゲイシャ種のような華やかな香り。レッドやイエローの収穫量の半分以下。
小さな国家は起伏が本当に激しく、平地の割合は本当にごく僅か。国全体が高原地帯といっても過言ではないでしょう。
そんなブルンジだからこそ生み出せるのが素晴らしいコーヒー。
中心都市ブジュンブラからは片道4-5時間はかかる山道、最後は道なき道を進むと、そこには美しい景色と農園で働く人々の素敵な笑顔がありました。
そう、交通の便も非常に悪いブルンジにとって、各地域のコミュニティの中心にあるのがコーヒーだったのです。今回ご紹介するKalico Coffeeも、まさにコーヒーが地域の人びとの暮らしを支えていることを現地へ訪ねて実感しました。そして、現地の皆さんが彼らなりにエンジョイしながら育てているコーヒー。
Hear of Africaから笑顔いっぱいに育てられたコーヒーです。
もっと詳しく▶Coffee Journery vol.10「ブルンジ:Kalico Coffee」
Walnuts Coffee
東京都杉並区高円寺南2丁目21-12
営業時間:インスタグラム@walnutscoffeeで告知
インフォメーション
原材料名 | コーヒー豆 |
容量(約) | 180g前後(生豆200gを焙煎) |
本体サイズ | W:18cm D:3cm H:19cm |
生豆生産国 | ブルンジ共和国 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存してください |
賞味期限 | 焙煎日より60日 |