いつもUPEPOをご利用いただきありがとうございます。
「UPEPOで旅する〇〇」と称して定期的に開催している旅先シリーズ、
今回の旅先はイタリア。
バイヤー小林がイタリア リグーリア州で買い付けた、Berryから製品になるまでを一貫して行う、
■オリーブオイル
■バルサミコ酢
そして、スタッフがセレクトしたイタリアジェノヴァの老舗砂糖菓子店、ピエトロ・ロマネンゴの砂糖菓子などなどをご紹介しております。
【エクストラヴァージンオリーブオイルオイル「03」】
▲4代続くオリーブオイルの生産者、Guascoファミリー
【バルサミコ酢IGP 「インヴェッキアート」】
▲伝統的なバルサミコ酢の製法を尊重しながらも、現代テクノロジーを取り入れた生産にも取り組むAlessandroさん
突然ですが、オリーブオイル03のこぼれ話。
上質で高品質なオリーブオイルの条件は
・単一農場、単一品種であること
・酸度0.8%以下
・収穫後、24時間以内に搾油していること
・低温圧搾で搾油したもの
・遮光瓶であること(光にあたると光合成が進み、酸化する為)
等があります。
何故、「03」は遮光瓶ではないのか?
アイキャッチでとてもデザイン的で恰好良いけれども、そこが私が最も気になったことでした。
Guascoファミリーはもちろん、遮光瓶デザインのものも作っています。
4代目のAlbertoさんになって、クリアガラスボトルを使用するのは初めてのこと。
そこには、現状に甘んじず、更により上質で、且つ、自分たちのオリーブオイルのキャラクターをわかりやすく伝えて届けていきたい、というファミリーの願いがありました。
「より自然に近い状態に仕上げたオイルであること、豊富な成分は色に現れる。多くのオリーブオイルが保存期間を長くするために何度も濾過を繰り返すが、濾過を繰り返せば繰り返すほど、風味とオリーブそのものがもつキャラクターは消えてしまう。03は、そうではない、ということを、私たちの誇りと共に皆さんにわかりやすく証明したかったのです。」とは、Albertoさんの言葉。
もしお手元に届いたら、まず、その色をじっくりと目にしていただきたいと思います。
そして、光(太陽光や、照明の光にも)にあてないように、できればカバーをして保管をお願いいたします。
少しお手間ですけれども、オリーブオイルも生きもの、普段は洋服を着せて、とっておきの時にひと肌脱いでもらうことで、風味を極力、損なわずに保管することができます。
今回のイタリア旅では、私たちも知らなかったことを幾つも知ることができました。
私たちと一緒に、小さなイタリアへの扉、開けてみてもらえたら嬉しいです。
UPEPO