アマゾンの先住民族、シピボ・コニボ族の伝統工芸
数千年に渡り、ペルーのアマゾン熱帯雨林、ウカヤリ川沿いに居住するシピボ・コニボ族。古代より、泥染や、フリーハンドで描く幾何学模様が特徴的な素焼きの器などが伝統工芸として継承され続けています。
しかし、近年は作り手が減少、とても希少価値の高い手工芸品をこの機会に是非、ご紹介させてください。
シピボ・コニボ族の陶器は女性の手によってのみ形づくられ、そして、細い絵筆で模様が描かれます。焼成後は樹脂で処理され、故に光沢があります。
【デザインに宿る宇宙観】
シピボ・コニボ族は、独自の自然観、宇宙観を持っています。
遠い昔には、ケネと呼ばれる模様が世界のすべてを覆っていたと信じています。しかし、その理想の世界は崩壊し、今ではその模様は彼女たちが作り上げる陶器を含む特定の芸術品にのみ現れています。デザインはそれぞれがユニークで、彼女たちの夢やビジョンも投影されているのです。
- インフォメーション
素材 粘土 サイズ(約) 高さ:7㎝ 最大幅:12㎝ 口径:6.5㎝ 原産国 ペルー 商品特性 ・食器としては使用しないでください。
・手づくりのため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが異なり、個体差がございます。
・手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。
・ご使用の媒体により、実物と色味が異なる場合がございます。