FIJIANA CACAO(フィジアナカカオ)
広く知られるようになったBean to Bar(ビーントゥバー)。カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を一貫して作り手が担うチョコレートの製法のことですが、この言葉が生まれる前から、フィジーでのカカオ栽培の再生とチョコレート生産に挑戦した日本人夫婦がいました。
2005年、日本からフィジーに移住した図越智仁さん、治美さんです。
フィジーのカカオ生産
1883年、イギリス王立植物園から15,824㎞の航海を経て、フィジーに初めてカカオの種が到着しました。カカオ産業は時と共に発展、カカオ農家も増加し、しばらくの間、カカオはフィジーの重要な産業でしたが、その後世界価格の下落により、カカオ農家は他の作物へ転換していきます。
広大な熱帯雨林の中で忘れ去られたカカオの木たち。不思議なめぐり合わせでカカオと出逢った2人は放棄された農園を再生するプロジェクトを開始。
手入れをしなければ実を付けないカカオの木を剪定し、日々地道に実直にカカオに向き合った結果、少しずつ協力者が現れ、高品質なカカオが生産できるまでに。
今ではチョコレート生産だけではなく、カカオ農家への栽培、発酵方法の指導、農家の生活時向上やフィジーのカカオ産業の発展をサポートしています。
UPEPOが思うこと
約140年前にイギリスから海を渡って旅をしてきたカカオがフィジーに根付き、一産業を築き上げた後の、衰退。そしてそこからの再生。始まりがあり、繁栄があり、終わりがある。
けれどもそこから再び新たな価値を創造していく。自然と人の手で作られるチョコレート。これまでの歴史とこれからの未来のために、FIJIANACACAOの取り組みには、私たちのこれからの暮らしのヒントがたくさん詰まっているように感じます。
6種のフレーバー展開
【ピュアミルク48%】
ワイルドカカオの風味が強く感じられるも、全体的にマイルドに仕上がっています。
【ピュアダーク55%】
ナッツとメロンの風味が感じられる。
【ピュアダーク72%】
70%とは思えないクセや苦みの無さで、ビターチョコレートが苦手な人でも美味しく食べられます。
【アイランドチャイ(ホワイトチョコレート)】
ホワイトチョコレートに13種類のスパイスを加えたチョコレート。 暖かい地方でよく飲まれるスパイス入りミルクティー『チャイ』をイメージした味。
【アイランドコーヒー(ホワイトチョコレート)】
デラナウ島で焙煎したコーヒーを使用したチョコレート。ベースがホワイトチョコなのがユニークです。
【クリスマス島のシーソルト&カカオニブ】
ミルクチョコレートに、クリスマス島でとれた塩と、カカオ豆を砕いたカカオニブをブレンド。隠し味は…それは食べてからのお楽しみ。ザクザクとした食感も楽しい。
■チョコレートのお届けに関して
商品の性質上、配送中の衝撃等で、どうしても割れてしまう場合がございます。商品の割れに関するご交換は致しかねますので、ご了承の上、お買い上げいただけますようお願い申し上げます。
- インフォメーション
原材料 【ピュアミルク48%】砂糖(フィジー産)、カカオマス(フィジー産カカオ豆使用)、ココアバター、全粉乳(一部に乳成分を含む)
【ピュアダーク55%】カカオマス(フィジー産カカオ豆使用)、ココアバター、砂糖(フィジー産)
【ピュアダーク72%】カカオマス(フィジー産カカオ豆使用)、ココアバター、砂糖(フィジー産)
【アイランドコーヒー】ココアバター(マレーシア製造)、全粉乳、砂糖、コーヒー/香料(一部に乳成分を含む)
【アイランドチャイ】ココアバター、全粉乳、砂糖、シナモン、コリアンダー、クミン、フェンネル、スターアニス、クローブ、フェヌグリーク、コショウ、スプリットピース、ショウガ、カルダモン、ナツメグ/香料(一部に乳成分を含む)
【クリスマス島のシーソルト&カカオニブ】砂糖(フィジー産)、カカオマス(フィジー産カカオ豆使用)、ココアバター、全粉乳、カカオ豆(フィジー産)、塩、昆布(一部に乳成分を含む)包装サイズ 各 縦:15㎝ 横:8.5㎝ 厚み:1㎝ 重さ 55g 原産国 フィジー共和国 賞味期限 パッケージに記載 保存方法 ・直射日光、高温多湿を避け、15度から18度の冷暗所にて密閉して保存してください。
・賞味期限に関わらず、開封後はなるべく早くお召し上がりください。注意事項 ・乳を含む製品と共通の設備で製造しています。